塾講師アルバイトの思い出と、当時を振り返ったメリット・デメリット
下記のようなエントリーがあったので私も触発されて書いてみました。大学生の時に塾講師のアルバイトを2年間していましたので当時のことを振り返りながら綴ってみました。だいぶ昔のことなので今と違う点もあるかと思いますので、その点はご了承ください。
とりあえず思いつくままメリット・デメリットを書いてみました。エントリーを読んで同じように感じる人も多いんだなと思いました。
メリット
■業界がブラックな勤務体系だったと知る事ができた
いきなりすいません。でもこれが一番の収穫だったと思います。将来は先生や塾など教育関係に就職したいと思いアルバイトをしていたのですが、社員の方の出勤スケジュールを聞くとかなりブラックだと分かりました。
勤務時間は11時~22時半。朝は遅いのでラクかなと思いますが、その分就業時間が遅いのです。毎朝各教室に直行して、週1回本社で会議がある時は朝9時に出社するそうです。全ての授業が終わるのが21時半で、そこから事務処理をすると業務終了が22時半ぐらいになります。また土日は稼ぎどきなので出社しますし、社員の方は終日忙しそうにしていました。
そんな状況を見て、自分には勤まらないと考えて別の業界に就職をしようと固く決意をしました。
■生徒がカワイイ!
担当したのが小学4年生~中学1年生でしたが、まだこの時期は素直なんですよね。マジメに授業内容は聞いてくれたので助かりました。休み時間はマンガやゲームの話など興味ありそうな話題をすると、食い付きもいいのでノッてきます。学校の先生にはない親しみやすさがあったのかも知れませんね。
反抗期に入る前のこの時期だから一緒に楽しめたのではと思いました。
■「先生」と呼ばれることの憧れ
現在はフツーの会社員をしていますが、人生の中で「先生」と呼ばれることが少ないと思います。おそらくこれからの人生もないと思います。そう思うと「先生」と呼ばれて何かを教えるというのは良い機会ではないかと思いました。
今思うと、単なる自己満足でしたね。はい。
デメリット
■思ったよりも拘束時間が長い
当時、時給1,800円だったから、大学生から見ると時給が高くてラッキーだと思いました。しかし時給が発生するのは授業を行っているコマの時間だけです。授業が始まる15分前には教室に待機しなければならない規則があり少々面倒だったり、授業前と授業後にちょっとした事務処理もアルバイトが対応するので少し大変でした。
今から思うと時給900円ぐらいの稼働になるので、割の良いアルバイトではないと思いました。
■生徒の好き嫌いがハッキリと出る
年頃の生徒なので分かりやすいほど好き嫌いが出ます。イケメン先生だと人気があり、そうでないと人気がない。私はブサメンそうでない方なので人気はありませんが、生徒が興味ありそうな話をして面白い先生という位置付けで僅かな人気を保っていました。
残酷なのが、一度嫌われた先生は永遠に嫌われます。教え方が上手い先生でも何かの理由で嫌われてしまいます。生理的な何らかの理由があったのでしょうかね。難しい年頃だから仕方ないと思うしかありませんでした。
■休みの融通が効かない
ブログにも書いてありましたが、大学生だと春休みや夏休みが長いので、長期で海外旅行に行きたいと思いますよね。私は週2~3コマを担当していたので、毎週○曜日に授業があると旅行は難しくなります。アルバイト優先の生活スケジュールになってしまい海外旅行にあまり行けなかったです。
まとめ
先日、当時アルバイトをしていた街に行ったのですが、勤務をしていた塾はなく別の塾が入居していました。気になってHPを探したら塾の経営はしていたようでしたが、かなり事業規模を縮小していました。ちょっと寂しい気持ちになりましたが、塾業界は入れ替わりが激しい世界なのだなぁと思いました。当時お世話になった社員の方も、その後どうされたのか気になりますね・・・。