べあ区

ゲーム好きのアラフォー会社員が気になったことを書いたブログです

結局「ゆう活」はどうなったの?

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今日から7月ですが、昨年の今頃は「ゆう活」を積極的に活用するよう推進していましね。要するに、通常よりも早く出社して、その分退社する時間も早くするという勤務スタイルです。ワークライフバランスを充実させましょうってことで、昨年は大々的にCMやニュースで見かけましたが、今年はあまり取り上げられていないようですね(自分がたまたま目にしなかっただけなのかな・・・)

www.gov-online.go.jp

 

 

 「ゆう活」導入後の結果

その後どうなったのか完全に忘れていたいたので少し調べてみました。と言うより、結果なんてあまり気にしていなかったのが本音ですね。すいません。

 [ニュース]「ゆう活」・ワークライフバランス推進強化月間の取組結果(内閣... - 『日本の人事部』

【民間・地方における「ゆう活」の取組結果について(概要)】
○民間企業
・ゆう活実施企業に対するアンケート調査によると、「始業・終業時間の前倒し」「終業後の労働時間を始業前へのシフトの働きかけ」に取り組んだ企業が多く、また、フレックスタイム制の中での運用に取り組んだ企業もあった。
・同調査によると、時間外労働を含む労働時間は、減ったと回答する企業が半数強。また、従業員の労働時間に対する意識が高まったとする企業が3/4以上。
・ゆう活が、朝早く出社すればよいものといった誤解が見られたため、業務効率化と働き方への意識の変革も図っていく趣旨である旨、再度周知・徹底が必要。また、単に仕組みを導入するだけでなく、業務効率化を社員に徹底させなければ取組の効果を発揮し得ない点や、夜間の時間外労働の禁止、業務に集中する時間の設定などの効果の上がった取組をより一層周知していくことが必要。


地方公共団体
・実施団体数は、都道府県41団体、指定都市16団体、その他の市町村村114団体。以上のほか、ゆう活の趣旨を踏まえた取組を実施した団体も多数。
・実施団体からは、意識改革や時間外勤務時間の削減などの効果があったとの声。
・実施に当たっての課題としては、窓口業務や交替制勤務、少数職場など、業務の内容等により実施が困難な場合があること等が挙げられた。

 概ね好評だったという意見ですね。一方、下記のように不評だった一面もあるようです。

www.sankeibiz.jp

健康や生活の面で生じた問題(複数回答)では
「出勤時間が早まり家族に迷惑を掛けた」が16%
「通勤が不便・困難」12%
「仕事の効率が落ちた・疲れた」12%
「体調不良になった」9%

そうなの!?デメリットの方が多いのではないか!結局うまく効果が出なかったのでしょうか?企業へそれほど浸透しなかったからでしょうか。失敗だったとは言えませんが、成功したとも言えなさそうでう。難しいですね・・・。

まとめ

今年も開始された「ゆう活」って結局どうなったのだろうと率直な疑問があって書いてみました。「サマータイム」のような強制感ではなく、「ゆう活」のような企業ごとに制定ができるといいと思っています。とは言え、こういう制度はすぐに定着しないものですので慣例的に続けることで社会に浸透していくのではと思っています。今年の結果が出れば前年との比較対象ができますしね。まだ模索段階と言ったところでしょうか。

実は私も今日から30分出社時間を早めた勤務スタイルにしました。形式上は30分早く退社できると思うのですが、実際はどうなることやら・・・。退社する時に少し気まずい雰囲気はあります。周囲の理解を得られるように「ゆう活」をうまく利用したいものですね。

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